2014年10月25日土曜日

そろそろバーバリーマンの季節

10月も後半になってくると
朝晩は、かなり冷え込みます。
寒い日は4,5度。

(日中は20度を上回ることもあるので
温度差により体調を崩しやすい季節でもあります。)

そろそろコートが必須の時期になってくるのですが
韓国では、茶色のトレンチコートが人気。
男女問わず、きてます。


韓国でも、コートと言えば、バーバリー。

ですが、バーバリーのコートを着る男、というと
全く違う意味になるので注意。


바바리 맨(バーバリーマン)

あれですね、突然「バー」ってやるやつですね。

裸にトレンチコートだけ着て、
女の子の目の前でコートを開けて裸を見せる露出狂の変態男






おっと、なんと、ちゃんとWikiで説明がありました笑


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

2014年10月12日日曜日

韓国流お酒の混ぜ方、楽しみ方 3/3

韓国でのお酒の混ぜ方楽しみ方、第3弾。


これは、ある意味究極の形だと思います。
だれが、こんなん考えたんだってほど、良く言うと創造的。



もはや半分お遊び・罰ゲームにも近いものがあるんですが

3種混ぜ。


一回飲むと、3種の味を楽しめるというもの。
良く言うとそうなんですが、
要するに味のデパートならぬ、味のカオスです。



コソメ(ソメコ) = ソジュ + ビール + コーラ (1:1:1)
ソサメ = ソジュ + ビール + サイダー (1:1:1)



配合を聞いただけでもぶっ飛んでますが、
作り方と完成形が、やっぱりぶっ飛んでます。



用意するものは、
焼酎(ソジュ)と、ビール(メクチュ)
サイダーかコーラ、
焼酎のショットグラス(ソジュジャン)を2つ
ビールグラス
そして、つまようじ





コソメとソサメは作り方が同じ。

まず、コーラまたはサイダーを
ソジュジャンに入れます。3~4割。

そのソジュジャンをビールグラスに入れます。




ソジュジャンのふちに、つまようじを立てた上で
その上から2つ目のソジュジャンを重ねます。


そこにソジュを入れます。(これも3~4割)



ここまでで、
ソジュジャンが2つ、コーラとソジュが入った状態で
ビールグラスに入っていると思います。

ここからビールを入れるんですが、
ここで肝心なのが、ビールをソジュジャンの中に入れない事。


ソジュジャンとビールグラスの隙間に
ゆっくりと注いでいきます。

ようするに、混ざらないように。







*ちょいと分かりにくいので
恒例の(?)脱力系イラストで、説明してみました。





2つ目(上部)のソジュジャンの口のやや下まで
ビールを注ぐと完成。

ビールの中に2つのソジュジャンと飲み物が沈んでいる、
見事に不気味な物体が出来上がります。










人によっては、ビールを先にビールグラスについで
2層のソジュジャンをビールグラスの中にドボン
する人もいるようですが、
混ざらないようにドボンするのが難しく、
かなりの腕が求められます。

上級者用のやり方です。
ここまで行けたら、もはや韓国人より韓国人なのかも。







さて、このゴールデン3種混合。

ゆっくりと飲み始めると、
最初はビール、しばらくするとソジュが混ざってソメに、
もう少し飲むと、コーラが出てきてコメになる。




という、味の変化を楽しめるんですが、

個人的には、
味自体があんまり魅力的ではないので、
なんとも言い難い、創造的破壊の飲み物です。



もし、心と味覚に余裕がある人が居れば
是非とも試してみて下さい。

韓国人にコソメかソメサを作って
と言えば、喜んで、勉強や仕事よりも幾分真剣に
作ってくれると思います。





そういえば、カクテルに、
5層の味を重ねて作るプース・カフェ
という、かなりオシャレな飲み物があります。






それとは雲泥の差ですね。笑


韓国の混ぜ方は、一味ちがう。
良く言えば、簡単、庶民的。

個人的には、意外とそういうとこは
好きだったりします。
ただ、酒の味自体は飲めたものではないですが。


皆様も是非、
韓国流の混ぜ方楽しみ方を、
味わってみて下さい。

2014年10月11日土曜日

韓国流お酒の混ぜ方、楽しみ方 2/3

韓国でのお酒の混ぜ方楽しみ方、第2弾。


キング・オブ・ミックス、ソメを制覇したら、次は少し変化球。
2種混合、応用編。


2種混合においては、
ソフトドリンクも、混ぜ文化の犠牲になります。

登場するのは、たいていのレストランに常備されている
サイダーとコーラ。




試したことあるのは、以下のパターン。


ソサ = 焼酎(ソジュ) + サイダー (1:1~2)
コソ = 焼酎(ソジュ) + コーラ (1:1~2)
コメ = ビール(メクチュ) + コーラ (3~4:1)


呼び名は、人によってバラバラです。

こちらはある韓国人から聞いた呼び方ですが、
順番を逆にして、サソ、ソコ、メコとかもあるかもしれません。

要するに、順番はどっちでもいいのだと思います。




あと、上記MECEではないのですが、
ビールとサイダーは、あまり聞きません。
メサ?サメ?

あまり味の変化を楽しめないのでは?
やったことある人が居れば教えて下さい。






ソサとコソは、単純に混ぜるだけ。
焼酎のショットグラス(ソジュジャン)で作る人も居れば、
ビールのグラスで作る人もいます。




コメの場合は、少し変化球的な作り方です。

まず、コーラを、ソジュジャン(8割程度)に入れます。
空のビールグラスを、コーラが入ったソジュジャンにかぶせます。

ソジュジャンの口が、ビールグラスの底にくっついている状態で
ひっくり返します。

ひっくり返したところに、ビールを8分目程度注ぎます。





文字情報の説明だけでは分かりにくいので、
イラストを描いてみました。
脱力系としては、我ながら良く出来たと思っています。




こうして飲むと、最初はビール、
ビールが少なくなってくるとコーラが出てきて
混ざって、後味甘い。

という2段階の楽しみ方が出来ます。




個人的には、
コーラはあまり好きじゃないんで

この中で一番いけるのは、ソサ。
サイダーの甘みが、ソジュの強さを消してくれて、
非常に飲みやすくなります。というより、ほぼソフトドリンク。

非常に飲みやすい=すなわち、危険なので、
くれぐれもお気を付け下さい。



次回は、第3弾、最終回。
創造的破壊ともいえる、究極の3種混合。

韓国流お酒の混ぜ方、楽しみ方 1/3

韓国の文化というか、人々のすき好みの一つとして

混ぜる。


ってのがあると思います。


食べ物で言うと、ビビンパとかクッパとか。


もちろん、飲み物でも、その傾向はあり。

世界一酒好きな国なので、
酒の混ぜ方楽しみ方に関しても、かなり引出し豊富。


そんな混ぜ方楽しみ方を、3回に分けて、ちょっと詳細に説明。
さて、夢の共演の始まりです。



_______________________________


まずは、キング・オブ・ミックス、焼酎のビール割。
焼酎(ソジュ)と、ビール(メクチュ)なので、


通称、ソメ。


韓国で飲んだことがある人ならご存知かと。

説明不要なほど、
これを飲まないと、韓国の夜が始まらないのではと言うほどメジャー。



ソメ = 焼酎 + ビール (1:3~4)




作り方は、

ビールを、ビールグラスの6~7割程度入れます。
ソジュを、ソジュグラスに半分程度入れたあと、それをビールグラスに注ぎます。

*ビール・グラスは、ジョッキではなく、瓶ビールと共にでてくる小さいもの
焼酎は、ショットグラス(ソジュジャン)






ちなみに、ソメ用に、配合がプリントされた
ビールグラスもあります。





ちなみに、割合は適当で全然いいんですが、
韓国人に言わせると、ビールもソジュも、
一応は目安があるようです。



ビールの場合は、グラスにプリントされている
各社銘柄の文字の、下まで。


CASS とかHiteとかのグラス。
それの文字の下に、赤やオレンジのラインが引かれていますが、
それの一番下まで。










ソジュの場合は、グラスを重ねた時の下のグラスのライン。

どういう事かと言うと、ソジュ・グラスを2つ重ね、
上のグラスにソジュを注ぐときに、
下のグラスの口のラインまで注ぎます。







1つのグラスで注ぐときは、
これまた、各社銘柄の文字の、下まで。
チョムチョロムとかチャミスルとかプリントされている文字の下。


本当かどうか不明ですが、
韓国人に言わせると、ビール各社、ソジュ各社は、
ソジュを作りやすいように、意図的に位置を調整して
文字をプリントしている。とのこと。



さらには、
メンズの場合、良く混ぜるためなのか、
スプーンでビールグラスの底をたたきます。

混ぜない。たたくだけ。
おっさんだと、グラス割れんじゃないかってほど、ガツンって叩いてる。








ビールだけよりも、まろやかで
ソジュだけよりも、きつくなく飲みやすい


ビールが苦手な人、ソジュだけでは飲めない人
特に女性にはおすすめの飲み方なんですが

アルコール度数は、もちろんビールより高いので
調子に乗って飲んでると、確実に死にます。

くれぐれも、「フィルム」が切れないように。



つぎは、少し変化球の2種混合です。