2014年3月29日土曜日

ソウルマラソンに出ました

2014年3月16日(日)
せっかくソウルに滞在しているので、ということで、
ノリで、ソウルマラソン2014に出場しました。

その結果の気づきを、備忘しておきます。




1.制限時間は実質なし・ゲート門限もなし

大会ホームページを見ると、制限時間5時間とあります。

5時間というのは結構シビアなんで、
それを嫌忌して参加を見送った人もいるかもしれません。

でも、5時間を過ぎても全然大丈夫。
実質的な制限時間はありません。途中でのゲート門限もなし。

僕は5時間45分でしたが、完走メダルを貰えました。
中には、7時間くらいの人もいました。


じゃぁ5時間というのは、何なんだというと、
5時間を目処に、道路の交通規制が解除されます。

なので、5時間過ぎたあたり(ここらへんも適当)からは、道路は走れないのです。
そして、棄権者を載せるバスがガンガン迫ってきます。

でも、大丈夫。

歩道を走り続ければ、何も文句は言われません。
ただ、給水は順次かたづけられていきますが・・・




2.コース外へ出るのは自由

というより、コースの柵がない。

日本のマラソンだと柵があったりしますが、コースわきに警備の人が立ってるだけ。
もちろん、コースを外れても何も言われません。

超自由です。

皆、自由にコース外へ出て、休憩したり、飲み物飲んだり、トイレ行ったりしてます。

東京マラソンでは問題になるトイレ問題も、
ソウルマラソンでは全然大丈夫。至る所にあります。

僕は、レース中ひどい腹痛に見舞われ、3回トイレ(大)に行ったのですが、
トイレが至る所にあるのでトイレ待ちはしなくて済みました。
(3回のトイレ自体の時間ロスがハンパなかったですが。。。)

ガソリンスタンドには必ずトイレがありました。
トイレに行きたくなってガソリンスタンドがあれば入ってみて下さい。




3.スタートするときはテキトー

スタート地点に並ぶ場所・時間は、自由。

東京マラソンでは、ゼッケンと同じ場所に時間内に並ばないと
キビシく排他されますが、
ソウルマラソンでは、ブロックが仕切られてないですし、出入り自由、管理もされてません。

皆スタート3分前なのに、自由に行き来してたりします。
なので、東京マラソンで問題になる、スタート前のトイレとか、まったく大丈夫。

僕はスタート5分前まで、トイレに並んでました。

ついつい日本は几帳面すぎるなー。
このくらい雑な方がいいなー、と思ったりします。





4.荷物は、どのトラックに預けてもOK

一応、番号別に預けるトラックが決まっているのですが、入りきらないのです。

なので、空いているトラックを見つけて預けてOK
というより、空いているトラックがあれば即預けるべし。

スタートまじかになると、空いているトラックが減って、
荷物を預けるトラックを見つけるのに苦労します。

日本人参加者は、日本事務局のトラックがあるのですが入りきらなかったので、

僕は全く違うトラックを探して結構さまよった挙句、
なんとかギリギリで預けれました。

でも、完走後の受取りは
ちゃんと自分の番号の所、日本事務局で受け取れました。




5.最大の敵は大気汚染

3月中旬。ソウルの街は黄砂とPMが舞いまくってます。

僕は大丈夫でした。
が、敏感な人にとっては、地獄。

マスクをして走る訳にもいかないですし、
長時間、特に顔面に当たり続ける汚染物質。

韓国人の同僚は、10kmのファンランを走った後
頬が真っ赤になったそうです。

僕は良い対策が思いつかないのですが、
敏感な人は、何とか対策を練った方がよいです。





6.給食は、持参がオススメ

レース中の、食べ物のサポートが乏しいです。
30km地点でようやく、ですがバナナくらいしかありませんでした。

ゼリー系飲料やブドウ糖など
レース中に食べるものを持って走るのが良いと思います。

日本から参加される人は、日本で買ってくるのが良い。
韓国で買おうとしても、そういう系の食べ物、なかなかないのです。

僕は、アミノバイタルのゼリーを4つ、
ブドウ糖を5つ、カロリーメイトを2箱もって間食および完食しました。
「食べ過ぎだ」という温かい批判、ありがとうございました。

なお、給水は頻繁・大量にあり問題ないです。





7.仮装している人は、滅多にいない

僕はノリで出たので仮装をして出たのですが、非常に浮いていました。

東京マラソンは、至る所に仮装ランナーが居て
もはや仮装大賞みたいになってますが、ソウルマラソンでは、皆無でした。

皆マジメな恰好でマジメに走ってて、
観客も多くなく、つまらないといえばつまらないです。
(そういう目的で出る人が多くないだけですかね)

でも、仮装は、マジメランナーには非常に人気で、
めちゃめちゃ多くのランナーが声をかけてくれ、イジってくれました。





ざっと、こんな感じです。
来年以降出る方は、頑張ってください。


2014年3月16日日曜日

日帰りで釜山に行きました 2.市街編

ソウルから、日帰り釜山。
往復5時間半、滞在時間3時間。









やったこと。

1.ホットクを食べた。
2.テジクッパを食べた。
3.チャガルチ市場を見た。
4.国際市場を見た。






チャガルチ市場前、釜山港




見所では観光というよりブラブラ散歩してただけだし、
食べ物中心(というか食べただけ?)の3時間。

でも、最低限は、堪能出来たのではと思ってます。
(メンズ限定であれば、夜の釜山、ワノルドンを除いて)


※夜の釜山(ワノルドン)について(wiki)



以下、簡単な解説。






1.ホットクを食べた。
知り合いに釜山のオススメを聞いたら
真っ先に出てきたもの。ホットク。

もちろんソウルでも食べられますが、
釜山のホットクは、ひまわりの種とかナッツ系を
使ったりして独特。ウマさも上(らしい)

ソウル在住韓国人の間でも、
釜山のホットクはウマいという評判。

そんな中でも、一番人気。
メディアにも取り上げられるのが、
ここのお店、というか屋台。





某ブログによると、
韓国のバラエティ番組「1泊2日」(何?)で
イ・スンギ(誰?)が、ここのホットクを食べて絶賛した(だから何?)、
らしい。

スンギ シアッ ホットク
※参考ブログ



場所は、「くるみまんじゅう」で有名な
ホミルホドゥのすぐ南(海側)にあります。

※ホルミホドゥ


パラソルだらけ、屋台だらけ
同じようなホットクだらけですが、
ひときわ行列ができてるので、すぐに分かります。

土曜の昼下がりで、15人くらい待ってたが、
すぐ出来上がるので、回転はやい。
5分くらい待ってget


味は、、、ウマいと言えばウマいかな。
でも感動するほどではない。
値段(1000KRW)の割には、楽しめるという感じ。

ソウルのホットクとの違いは、、、
そういえば、ソウルでホットク食べてないから
違いが分からない。





2.テジクッパを食べた。
釜山でしか食べられない、クッパ。
豚骨スープクッパです。

場所は、西面駅、テジクッパ通り。
その中でも、ダントツ人気なのが

ソンジョンサムデクッパ
http://www.pusannavi.com/food/3676/
http://www.konest.com/contents/gourmet_hot_report_detail.html?id=4347





現地の口コミ評価で、西面エリア1位。
「朝鮮日報 全国5大名物グルメ店」
にも選ばれたそう。

週末でしたが、夕方5時はガラガラ。

日本語メニューあり。
でも、店のおばちゃん達は
日本語ほとんどしゃべれません。


*僕が食べたのは、正確に言うと、
テジクッパではなく、スユク定食(スユッペッパン)




出てくるサイドメニューは、テジクッパと同じで、
スープは肉なし、スユクの皿とスユクを巻く青菜付き
というところが違います。

スユクをスープに入れればテジクッパを作れて
さらにスユクもスユクで味わえるとおもったので。

こっちの方がお値段、高い。
8000KRW




3.チャガルチ市場を見た。
4.国際市場を見た。

見た、というか、ブラブラしただけ。
特段、面白くもないと思います。


国際市場の路地裏





チャガルチ市場 建物内





チャガルチ市場横(西)の露店通りは
活気があって多少面白い。

海外での露天市場(特に漁港)は
超絶3K(汚い、臭い、怖い)のですが、
ここは意外と綺麗。



太刀魚、どーん!
(四万十川料理学校 風。)



汚いところが世界一苦手な日本人女性でも、
きっと歩けるので、歩いてみて下さい。




2014年3月15日土曜日

日帰りで釜山に行きました 1.KTX編

何も予定が無い週末。
ふと思い立ち、
ソウルから、日帰りで釜山に行ってきました。

思いつきなので、
12時ソウル発(14時45分釜山着)
18時釜山発(20時45分ソウル着)

という、日帰りなのに何とも気まぐれで、ゆるい旅程。
たったの3時間滞在となりましたが、それなりに楽しめました。

その中、KTX関連で気づいた
ニッチでマニアックな情報を、備忘。





1. KTX内では、無料Wi-Fiが使えます。
2014年3月現在。

ネットワーク名は忘れたけど、
Wi-Fi検索して、それっぽい名前のやつ。
セキュリティはかかってなかった。
韓国携帯でなくてもOK。


青い画面に韓国語で何やら書いてあるが
(一人あたり制限時間ありますよ的な注意事項かなー
でも、何回やってもタダ)

中央下のボタンを押せば、つながります。
速度的にもまずまず。Youtubeは見れる。




2.座席の向きが、車両の中央で変わる。
車両の両端の入口を背にして座席が並んでいます。
向きは固定です。

左右2席2席の、間通路で。
中央の4席×2が、向かい合わせになってます。

すなわち、座席は、
1列目から8列目までが、ソウル方面(北)に向いてます。
9列目以降が釜山方面(南)。

ソウルから釜山、2時間40分。最高時速300kmくらい。
進行方向と逆の席になったら、その間ずっと
後ろ向きに進むことになり、非常に気持ちが悪い。

当方そこまで弱いタイプではないが、釜山行きの席が逆向きだった。
逆向きが苦手な人には辛い2時間半かと思います。

もし、苦手な人は、チケット購入時に窓口で、
ソウル発の場合、9列目以降。
ソウル行の場合、1-8列目。

とオーダーしましょう。
窓口は、基本英語が通じるので、
「おーばー・ないんす・ろう」か
「あんだー・えいす・ろう」で、
ケンチャナヨ(韓国語で大丈夫の意味)


全車両に上記公式が当てはまるかは、
もちろん全車両にのってないので、未確認です。
違う車両があればごめんなさい。






3. 出発はOn timeだが、到着は遅れる。
なんでですか!笑
詰めの甘い国民性からか、
そこらへん最後まできっちりしてほしいもんです。
最後まで、気を抜かず、家に帰るまでが、KTXです。


自身の往復ともに遅れました。
基本的に、遅れは10分前後かと思われます。





4.流暢な日本語のアナウンスが流れます。
アナウンスは、韓国語、英語、日本語
(中国語あったっけな?)

駅に到着する際には、駅名を言ってくれます。
ありがたい。




その他
窓枠がでかい。日中は、まぶしい。
せっかく窓がでかいのに、
窓の外の景色は、楽しくないです。
田園、荒地、ときどき街。


全席に、フットレスト付き。


アナウンスは他言語なのに、
車内誌は、全部ハングル。


車内販売、あります。新幹線と同じノリ。
車内に飲み物の自販機もあります。
もちろん、トイレもあります。

2014年3月8日土曜日

韓国人はスーツがスターにしきの

ランチタイムとか、
平日昼間に街中を歩いていると、
スターに良く遭遇します。


でも、スターと言えど、
残念ながらK-POPアイドルとか韓流スターではないです。


ただの、スーツ姿のおっさんビジネスマン




僕は、彼らの事を、スターと呼んでいます。
なぜなら、彼らのスーツがテカってるから。


写真は、典型的なスター。こんな感じです。



画像の元ネタサイト
勝手に画像使用&リンク、すみません



遠目で見ても、テッカテカ。
そのテカり具合が、「スターにしきの」を連想させます。




よく、高級なスーツには、光沢があります。
(カッコつけた雑誌だと、ドレープ感とか言いますね)


高級なスーツと言っても、いろいろあるようですね。


当方、ブランド物はよく分かりませんが、
ドルチェ&ガッバーナとかディオールとかの
「お高い」スーツは、良くテカってます。

品質としては、じっくりと見たことが無いので良く分かりません。
(じっくりみてもよく分からないかも)



僕なりに思う「高級」なスーツとは、
このような「お高い」既製品ブランドスーツの事ではなく、
生地が高級で、テーラーorオーダーメイドのもの。

上を見れば青天井だとは思いますが、
一般に手に入り易いもので言うと



ロロピアーナ、スキャバル、ドーメルあたり以上の生地を使って、
パターンでもフルでも良いので、全身を採寸をしてもらって仕立てたスーツは、
高級と呼んでも良いのではと思っています。


日本でオーダーすると、たいてい10万前後になりますね。


ここらクラスのスーツは、
パッと見て分かるほど、独特の存在感を放っています。
生地により多い少ないは違いますが、光沢も妖艶で美しい。




ちょっと話がそれましたが、
街中のおっさんのスーツは、かなりの確率でテカってるので、

韓国人はみんな高級スーツを着てんだなーオシャレだなー


かというと、大違い。



未確認ですが、
テカってるスーツの大半は、テカってるだけと思われます。


本当に高級なスーツは、比較的しっかりしたイギリス製生地であっても、
柔らかい生地で、滑らかで艶やかな光沢なんですが、


おっさん達のスーツは、パッと見て生地の固さが分かる。
ナイロンかポリエステル製、なんなら、紙で出来てんじゃないかと思うほどです。

伝わるか不明な表現ですが、「シャリシャリしたテカり」なんですね。
再度、上記画像をご覧下さい。



とりあえずテカってればOK。

たぶん単純な発想で、
テカってるスーツ=高級という意識が強いのではないでしょうか。

そして、見栄っぱりな国民性。


「ほらみんな見てくれ、
俺のスーツ、テカってるだろ?
すごいだろ?高級そうだろ?」

と言わんばかりに、輝いてます。



まるで、テレビから出てきたスターにしきの、のように。








私が所属する会社の韓国オフィスには、幸いスター不在ですが。。。


平日の昼間、街中を歩くときには
ぜひともスターたちの競演を、楽しんでください。




※追記
どうやら、この光るスーツ、カルチスーツと言うそうです。
カルチとは、太刀魚のこと。

イワシ、サバ、太刀魚のように光る、ヒカリモノの生地を仕立てたスーツ
という意味だそう。

「은갈치 양복」
で画像検索すると、Google先生がいろんなカルチを紹介してくれます。

2014年3月2日日曜日

韓国人は、ハミガキ好き

そういえば、
韓国に来て、最初の衝撃だったかもしれません。


初日、昼休み、ランチを食べた後、
何の気なしにトイレに行くと・・・


大渋滞。

従業員が全員集合しているのでは、
というくらいトイレが大混雑。




みんな歯磨きをしてる。





一瞬、「なにこの異様な光景」と、
目を疑いましたが

後々聞くと、韓国では至って普通の光景だそう。
男女問わずほぼ全員が、毎食後に歯磨きを必ずします。



理由を聞くと、韓国では歯医者が法外に高いから。



でも、韓国国内にとどまらず、
韓国人留学生とか見かけると分かりますが、
海外でも、どこの国でもハミガキしてるみたいです。

なので、本当の理由なのかどうかは不明。
本当の理由だったとしても、
本当に理由になっているかは、不明。




でもでも、確かに、清潔で良いと思います。
歯医者が高いとか関係なく。

国内外問わず、
韓国人たるものハミガキしてナンボ、
もはや文化に近いのではとも思います。

その文化には、個人的には、賛成。



考えてみれば、日本ではなんでみんなしないのか。

日本の職場で、
ランチ後に歯磨きをしている人を見かければ

たいていは、
「いやいやキレイ好きすぎだろ」とか
「潔癖症なのかな」とかいう

むしろネガティブな目で見てしまっている
ような気がします。



日本でも、
食後にちゃんとみんな歯磨きをしてくれれば、

職場に必ず1人は居る、
「口が臭いおっさん」が居なくなるのに・・・



でも、悲しいお知らせですが
一方で、韓国人は、おやつ・間食が大好き。

せっかくランチ後に歯磨きしたのに、
おやつ・間食後にはしない
のです。

個人的には、むしろ甘いもの食べた後が重要だろー
と思うのですが、

そこらへんが、
詰めの甘さというか、
若干矛盾というか、

雑な国民気質が出てしまってるような気がします・・・



でも、繰り返しになりますが、基本的には賛成。
これは、韓国から帰っても、続けようと思った習慣でした。

2014年3月1日土曜日

韓国人は、お散歩好き

韓国人と働いていて韓国独特だなと感じたこと。

それは、昼休みに、外を歩く人が多いということ。


昼休みの1時間のうち、昼食後の20-30分で、
ただあてもなくブラブラと、みんなでオフィスの近くを歩く。

以前書いたとおり、
韓国人は非常にコーヒー好きなので、
コーヒーを片手に持って歩いてる人も多い。
(※参照「韓国人は超コーヒー好きですので」)



昼休みのオフィス街には、
そんなサラリーマンが大量発生してます。


理由を聞くと「休憩」のため


2月の終り、
春先で暖かくなってきて気持ちの良い季節ではあるが、
今ひとつ理由が理解できないのが正直なところ。


休憩したいなら、
オフィス帰って寝とくほうがよっぽど良くね?
と思うのです…


そして、ソウルは2月の終わりから、
黄砂や、PM○○などの体に悪い物質が
中国からわんさか飛んできて
空気が非常に悪く、空はよどんでいます。

そんな中でもあまり気にせず、マスクもあまりせず、ブラブラ。


歩くことが果たして健康に良いのか悪いのか、不明。
いや、多分歩けば歩くほど、健康状態が悪くなるのでは。。。

日本で同じ状況なら、まず外出注意がテレビで放送され、

街なかに人は少なく、
かつ歩いている人でも90%以上の人がマスクをしていると思う。



健康をなげうってまで、散歩する。
そのお散歩好きには敬意と恐怖を感じる、韓国の春先です。